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教育・情報研究室

教育・情報研究室では、主として情報メディアを活用した、物理・数学の教材開発および教育実践を行っています。以下では、これらのうち代表的な3例を紹介します。

Mathematicaを用いた教育

将来導入される電子教科書を意識した教材を作成しています。物理や数学ではパラメータを変更したグラフや動画を閲覧することにより、その内容や現象を理解しやすくなります。この教材はMathematicaというソフトを利用していますが、無料のプレーヤをダウンロードすれば、ブラウザを介して閲覧することができます。

以下の例は
 ◆範囲が指定された時の2次関数の最大値・最小値
 ◆円柱を平面で切断した時の展開図
 ◆動画を利用した波動
に関する教材です。

ハイスピードカメラを利用した教育

“重いものと軽いものはどちらが先に落ちる?”“まっすぐ落とした物体と、水平方向に投げた物体はどちらが先に落ちる?”“水滴はどんな形で落ちてくる?”等の問題に対して、ハイスピードカメラを利用すると理解しやすくなります。これらの問題は必ずしも物理の教科書に記述されている答えと同じになるとは限りません。

以下の例は
 ◆まっすぐ落とした物体と、水平方向に投げた物体の軌跡(図1)
 ◆落下する水滴の様子(図2)
に関する教材です。

図1

図2

携帯電話を利用した教育

携帯電話は現代社会で最も急速に発展した情報機器のひとつです。この携帯電話を教育に利用する研究を行っています。

以下の例は
 ◆携帯電話(docomo i アプリ)を用いた物理シミュレーション
 ◆スマートフォンを用いたリサージュ図形・フーリエ解析
に関する教材です。

教員紹介

教育・情報研究室

鈴木潔光
専門教育、情報