学科案内 教育の特徴

教育の特徴

多岐にわたる将来の目標に対応し、
それぞれの学生に合った履修モデルを提案します。

きめ細かな教育

物理学の基礎科目である力学、電磁気学、物理数学、統計物理学、量子力学では演習を設け、1クラス数十人ずつのグループに分けて少人数教育を行っています。また物理学実験Aと物理学実験Bでは1テーマ2人で実験を行い、物理学実験Aでは年間12テーマ、物理学実験Bでは半期6テーマの実験を行います。また物理学実験Cでは、学生4人1組で、自分で選択したテーマについての基礎的な勉強から装置の設計・製作、そして測定まで自主的に実験を進めるというプロジェクト実験を導入しています。

学習・教育の特長

物理学はあらゆる理工学分野の基盤です。そのため、実験装置の設計・開発や実験データの解析を行いながら計算能力や実験手法を習得し、理論的思考能力を養うことを第一の目標とします。核融合科学、プラズマ物理学、物性物理学、素粒子物理学、天文・宇宙物理学、情報科学、科学史などに関する多彩な専門科目で最先端の研究に触れるとともに、卒業研究やゼミナールでは具体的な研究活動や研究発表を行うことで、応用力やコミュニケーション能力を養います。

多様な進路に合わせた7つの履修モデル : 物理学 基盤 - 学究モデル | 物理学 応用 - エンジニアモデル / 情報技術者モデル / 公務員モデル | 物理学 教養  - 教養モデル / 教職モデル / 学芸員モデル || 大規模な実験・観測研究 || 少人数制の演習や実験

設置科目の特長

学生の個性を伸ばす科目として、必修科目に準じて重要な選択必修科目を設置。少人数の実験と演習は学科の専任教員全員が直接指導。

1年次 物理学を学ぶための基礎を身につける

「物理学スタディ・スキルズ」および「物理学インセンティブ」で物理学の学習方法や社会における役割などを学び、履修モデルを参考に将来の就職・大学院進学の可能性をイメージします。

専門科目として「力学」「力学演習」などを履修したり、語学や人文社会などの教養も身につけます。

2年次 駿河台校舎での少人数制専門教育がスタート

物理学科のスタッフや研究内容を知るため、軽井沢オリエンテーションが開催されます。大学で初めて触れる量子力学の講義や本格的な物理学実験も始まります。

「力学」「物理数学」「電磁気学」「量子力学」「統計物理学」など、物理学を理解する基盤となる科目の習熟度を高めるため、1学年を4~6クラスに分けた少人数制で、学力や個性に合わせた演習を行います。

モデル特色科目
前期 後期
原子物理学 光学
回路理論 熱力学
物理実験学 物理数学Ⅲ
  相対論

物理学 基盤 /  物理学 応用 /  物理学 教養

3年次 履修モデルの根幹となる科目を学び基礎が完成

より専門的な隔年開講科目もスタートし実力養成の時期となります。

後期に設置された物理学プロジェクト実験、物理学総合演習では、基礎学力の定着や応用力、企画力、問題解決能力などを実践的に学びます。

研究室を訪問して卒業研究の分野を決めたり、就職か進学か、将来の進路を決めるのもこの時期です。

モデル特色科目
前期 後期
数式・画像処理 統計物理学Ⅱ
量子力学Ⅱ 物理学プロジェクト実験
物理学実験Ⅲ 量子力学Ⅲ
電磁気学Ⅲ 計算機演習
流体力学 アルゴリズムとプログラミングⅢ
電子回路 アルゴリズムとプログラミングⅡ
物性物理学Ⅰ 計測物理学
アルゴリズムとプログラミングⅠ 物性物理学Ⅱ
制御理論 計算物理学
コンピュータシミュレーション
モデル特色科目(隔年開講)
前期 後期
核融合科学 プラズマ物理学
相対論的量子力学 高エネルギー物理学
天文学 宇宙物理学
生物物理学 環境科学
生物概論

隔年開講科目は2年かけて学ぶことができます。4年次も取得可能です。
物理学 基盤 /  物理学 応用 /  物理学 教養

4年次 研究室に配属され、ゼミナールおよび卒業研究開始

日本大学大学院へ進学が決まると大学院の授業を先取りして履修できます。

卒業研究の進展によっては、学会発表を行うなどのチャンスも。

1年間の研究活動の総仕上げとして、また4年間で身につけた力を試す場として卒業研究発表会が行われます。

モデル特色科目
前期 後期
統計物理学Ⅲ 科学史

物理学 基盤 /  物理学 応用 /  物理学 教養

大学院

博士後期(博士)課程

博士前期(修士)課程

 

就職

 

教員

履修モデルによりイメージする多彩な将来像

現代社会の基盤をなす物理学を学んだ卒業生は、幅広い分野で活躍。

多彩な進路に対応するため、7つの履修モデルにより、きめ細やかな教育や進学のサポートを行っています。

物理学 基盤 —— 人類の夢をかなえる研究者になろう!

1. 学究モデル

物理学を極め、研究職・大学院進学をめざそう。

幅広い素養と応用力が必要となります。

物理学 応用 —— 自然の法則を理解し、社会に活用できる技術者をめざそう!

2. エンジニアモデル

エンジニアとして活躍しよう。

幅広い素養と応用力が必要となります。

3. 情報技術者モデル

情報技術者になろう。

現代社会の情報化への急速な変化に耐えるために、技術的面と同時に、柔軟な思考が要求される分野です。

4. 公務員モデル

公務員になって社会に貢献しよう。

公務員には、激しい社会の変化に対応できる人材が求められています。それに対応した、基礎能力を磨きます。

物理学 教養 —— 教員やジャーナリストとして、科学立国の基盤を築こう!

5. 教養モデル

教養としての物理を身につけよう。

宇宙、素粒子、プラズマ、超伝導などの先端的研究に触れ、また自然科学の歴史を振り返ることで、物理学の体系を理解します。

6. 教職モデル

中学校・高等学校の教員になろう。

教育内容は、時代、社会の要求、世界の流れなどによって変化しています。教育者としての教養に加え、実践から教育能力を身につけます。

7. 学芸員モデル

学芸員として科学を啓蒙しよう。

情報から物理の知識まで深く、幅広い知識が要求される分野です。

© Department of Physics, College of Science and Technology, Nihon University